
画像は@あひるの空製作委員会より掲載
「あひるの空」は、身長が低いがバスケットボールへの情熱を持つ少年、車谷空(くるまたにそら)が主人公の物語です。コミカルでくすっと笑える作品でありながら、どこかスポ根を彷彿させるストーリーが魅力。その人気バスケ漫画が原作休載、アニメ放送は、50話で終了となりました。
原作のストーリーはまだまだ続くので2期放送開始を楽しみにしていたのですが、なぜか制作自体されていない様子。その理由を調べてみたら、意外な事実が・・・
以下にまとめてみました。
- 物語の内容については完結していない。
- アニメの放映は50話まで。
- 原作はインターハイ予選のゲーム中に休載に入っている
- あらすじ 原作を読むには
- アニメ放送を観るには
- 出版社の発表では、休載は作者の体調不良のため。
- しかし他にも理由があるみたい・・・
- 休載から5年、ファンの根強い再連載の声
あひるの空は全何話まである?原作ストーリーとの進捗状況について!

アニメの放送は50話で終了。
アニメの最終話のエンディングは、物語としてきちんと締めて(中締めという表現が正しいでしょうか)います。
2019年10月2日(水)放送開始、全4クールで丸々1年間放送されました。
実際の物語は原作ほど進んでいません。コミック19巻あたりまでが映像化されています。
コミックは50巻、週間少年マガジンでは414話まで描かれています。2019年2月の原作のラストは、試合途中で「次号より休載します」で途切れています。
原作を休載してからアニメ化の流れとなっています。(後ほど詳しく)
あらためて「あらすじ(若干ネタバレあり)」
主人公の車谷空(くるまたにそら)は九頭龍高校に入学し、バスケットボール部に入部しようとしますが、その部は活動は愚か不良のたまり場となっていました。
しかし、空の純粋なバスケへの熱意が次第に周囲の心を動かし、仲間たちと共に困難を乗り越えながら成長していきます。
友情、努力、成長が描かれた、ちょっぴりコミカルでスポ根も感じられる青春バスケットボールストーリーです。
物語は神奈川県川崎市を舞台に、小柄な主人公・車谷空が母親との約束を果たすためにバスケ部に入部するところから始まります。
バスケ部員たちの学校生活や恋愛、家庭の問題なども繊細に描かれており、元バスケ部のエースである花園百春やその弟の千秋、そして他の個性的なメンバーたちが集まり、試合を通じて徐々に絆を深めていきます。
物語の中では、空たちが地区予選やインターハイを目指して強豪校と対戦するシーンが多く描かれいて、特に印象的なのは空が母親との約束を果たすためにバスケに打ち込む姿です。
母親は元バスケットボール選手であり、空にとって大きな影響を与えた存在。彼女の教えを胸に、空はどんな困難にも立ち向かい、仲間たちと共に夢を追い続けます。
50話まで進んでいるその内容とは(ネタバレあり)
アニメの50話のラストは、空が入部してから8月の終わりを迎え「同好会」から顧問を迎えて再出発するところで終わっています。
先ほども触れましたが、原作における場面としてはおおよそ19巻の部分まで描かれています。
なので、単純に原作のコミック分量で判断するとあと1年半(75話)はアニメ化できる分量になりますね(笑)
原作コミックはどこで読める?
コミックに関しては、ほぼ全ての電子マンガで読むことが出来ます。
- DMM
- ピッコマ
- まんが王国
- めちゃコミック
- LINEマンガ など
ちなみに、僕は紙派なので
- Amazon
- 楽天ブックス
- 漫画全巻ドットコム で購入して飾っておくタイプ(笑)です。
アニメ放送はどこで見れる?
- Netflix
- Amazonプライムビデオ
- U-NEXT
- dアニメ など
我が家では、上3つ加入しています。アニメの本数ならU-NEXTやdアニメが人気みたいですね。
アニメ中止までの経緯

アニメについては、厳密に言うと1期を制作し2期については未定であって「中止」になったわけではないようです。
映像化されたのはコミックで19巻あたりまでなので、ストーリーとしてはまだまだ描けるボリュームであったため、当然2期の制作があると期待しちゃったのですが・・・
まず作者である日向武史さんが体調不良で、過去に原作の連載が2度休載になったことは事実のようです。
問題は3度目の原作休載。このときが2019年2月、そしてアニメ放送開始が2019年10月から1年間オンエアされています。
つまり3度目の原作休載が体調不良であることはちょっと考えにくく、アニメの1期終了から2期の放送開始(おそらくは予定されていたと推測)においては明確なアナウンスがありません。
流れとしては、原作の再開からのアニメ2期放送開始というのが筋かと思うのですが、なぜ進まないのかなと疑問が残ります。
この原作休載とアニメ2期が始まらないことを称して「中止」というワードがネット上に広まったようです。
原作休載とアニメ2期が制作されなかった本当の理由とは?

原作の休載とアニメ2期が制作されない理由のヒントは、日向先生のX(旧ツイッター)のコメントにあるようです。
僕自身、この作品の大ファンなのであまりネガティブな表現は避けたいのですが・・・
想像するにアニメ化における「制作サイドとの意向の違い」があったのではと思っています。
気になる方は日向先生のXを見ていただければと思うのですが、たしかに原作のタッチとアニメ画に違いはあるかと思います。
ただ、この表現はよくあることかなと認識していますが、おそらく画ではなく原作とアニメの「ストーリーにおける表現の違い」があったのではないでしょうか?
小説の原作を映像化する際によく聞くお話ではあるのですが、マンガからアニメにおける画の問題ではなくストーリー(細かな表現)だとすると制作サイドのプロデューサーと日向先生の間のコミュニケーションが円滑でなかった可能性が考えられます。
制作における契約事項は分かりませんが、以前日本テレビで「セクシー田中さん」というドラマが放送された際に原作者と制作側で相違があったと思われる件が報道されましたが、アニメ化に制作側と日向先生の間でなんらかのトラブルが発生していたと思われます。
ファンの根強い再開の声

X(ツイッター)でのファンの声を見てみると再開を望む意見が5年たった今でも多数あります。
一度こじれると、信頼関係の再構築は難しいと思いますが、まだ完結していないという点でせめて原作だけでも再開してもらえたら嬉しいなと思っています。
もちろん日向先生の体調と、作品への想い、講談社(週刊少年マガジン)さんのお考えもあろうかと・・・
空や仲間たちのさらなる成長を見てみたいと多くのファンが願っていますので、再開を楽しみに待ちたいと思います。